木魚歳時記第4500話

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 法皇は今に源氏に命じて和平を講じさせる。しばらく動向を見合わせという院旨を信じた平家は、ともかくもと都に近く出て、和平の話を待っていた。
 然るに法皇は頼朝の軍に平氏の急襲を命じた。敵の居所はしかとも知らぬまま義経と範頼とは直ちに軍を発した。
(佐藤春夫『極楽から来た』)1146

        老鶯は出るに出られぬ籠の鳥 

 「ボクの細道]好きな俳句(2239) 飴山 實さん。「もの問へば接穂くはえてゐたりけり」(實) 「接穂」(つぎほ)は、庭師さんの技法の一つでしょうか? さて「お母さん」へ、ボクは、両親の看取り、ボクの家族の育児、家事などなど・・ボクの分担する「仏事」以外のすべてを押し付けて来ました(汗)。あらためて「ありがとう」。

「ありがとう」という言葉が
物の大切さを教えてくれる」
(石川 洋)