木魚歳時記第4494話

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 しかし旭将軍はこれ以上の暴威を振うひまもなかった。頼朝の追討軍が迫っていたからである。義仲は奥州藤原氏の謀って頼朝の背後を衝(つ)かせようとか、平氏と和解して頼朝に当たろうと か企てて失敗しているうちに、頼朝軍の頼と義経との率いた大軍が瀬田、宇治の二方面から攻め上がる一方、備中から転進して来た行家は義仲の暴虐を難じて公然と対立して河 内石川城に拠る。四面楚歌の情勢であった。(佐藤春夫『極楽から来た』)1141ー2

             坐高なら負けたこと無し葱坊主

 「ボクの細道]好きな俳句(2233) 飴山 實さん。「われの凭る壁に隣は雛かざる」(實) 出張のS氏なら きっと、安宿の壁にコップを押し付けて、隣室の気配など探ったかも! 嗚呼(スケベ)。

目的を見つけよ。
手段は後からついてくる
(マハトマ・ガンディー