木魚歳時記第4498話

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 五人のなかに義仲の愛する侍女巴もいたが最後まで婦を伴うは見苦しと諭して、巴は無理に逃れしめ、今は四人のうち家人手塚太郎は討ち死、一人は逃亡して、主従今は二騎、義仲は兼平の意見に従い粟津の松原で自害しようと急ぐうち誤って深田に乗り入れ、人馬ともに身動きならぬなかに今井の身を案じて見返ったとたん、額を射抜かれ馬上に倒れ伏し、つづいて追う敵に首をかき取られた。
(佐藤春夫『極楽から来た』)1145 

         息子さて姉に挟まれ仏法僧

  「ボクの細道]好きな俳句(2237) 飴山 實さん。「父と娘に煤まじる雪朝の」(實) 季語でいう「仏法僧」(ブッポーソウ科)と、自然界の「木葉木莵」(フクロウ科)は、夜中のことですから・・その姿と鳴き声とが混用されてきた? さて、それはともかく、長男は、姉たち二人に忖度(そんたく)を意識したことも? 可哀そう(汗) 

は、「今、我々が何を為すか」
にかかっている
(マハトマ・ガンディー)