重盛は専ら衆徒と談合して、二人の兵を山に渡さないで、院もしくは、朝廷で衆徒の満足するように処理すると宗徒をなだめて、死刑一等を減じて、流刑ということで衆徒たちを納得させたのも重盛の徳望と平家の権勢とのためであった。
(佐藤春夫『極楽から来た』)928
秋すだれ夢二彦乃の寓居跡
「ボクの細道]好きな俳句(2012) 池田澄子さん。「暇乞い旁百合を嗅いでいる」(澄子) 「暇乞」(いとまごい)とは? まさか、大切に飼っていた猫が「野良」に転じるとか? (男が)使い古した(自分の)下着を嗅(か)いでいるとか? さて、「わたしは、なぜいま映画館に座っているのか?」これはぜひ、映画館で体験しながら考えてみたい事の一つです。
ぼんぷにきかせる、をやのな(名)を、
きかせてよろこぶ、なむあみだぶつ。
『定本 妙好人 才一の歌』(楠恭編)