木魚歳時記 第3978話
宜秋門院(ぎしゅうもんいん)丹後や平資盛(すけもり・重信の次男)の愛人として操正しく生きたといえあれる建礼門院右京太夫さえ隆信にははなびいたといわれ、当代の色摩、恋の美食家と評判の高い隆信なのであった。
(佐藤春夫『極楽から来た』)653
奈落へと斜めに落つる冬の蠅
「ボクの細道]好きな俳句(1726) 与謝蕪村さん。「化けさうな傘かす寺のしぐれかな」(蕪村) 異色の作品?
戒を守れば福徳は喜びをもたらす
戒を犯せば心に恐れがある
三界の煩悩を断つことができれば
これは涅槃に近い(ブッダ)
ばった2 どんなに高く伸びた草も、彼の行手を遮(さえぎ)ることはできない。 彼は何ものも恐れない。彼には七里ひと跳びの長靴があり、牡牛のような頸(くび)、天才的な額、船の竜骨のような腹があり、セルロイドの翅と悪魔のような角(つの)があり、そして後ろには大きな軍刀を吊している。