木魚歳時記 第1800話

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 四の宮地蔵(廻地蔵)

 六地蔵めぐり(6)は、東海道の出入り口にある「四の宮地蔵」(しのみやじぞう)です。この地蔵さまは「廻地蔵」(めぐりじぞう)、「山科地蔵」とも呼ばれるようです。臨済宗南禅寺派の徳林寺に安置されています。徳林寺は、聖観世音菩薩を本尊として、天文年間(1532~55)に、人康親王(さねやすしんのう)の菩提を弔うために、雲英正怡(うんえいしょうい)により創建されたと伝えられます。この徳林寺の六角堂に「廻地蔵」が安置されています。(山科区・四ノ宮泉水町) 以上で六地蔵めぐりにかかわる地蔵さまの紹介は終わります。次に、ご利益のあろ「京の地蔵」さまを4体ばかり紹介いたします。

     炎天を象がぶらぶら歩いてる