人は出会いによって育てられ別れによって深められる (石川 洋)
「老後は、わかき時より、月日の早き事、十ばいなれば、一日を十日とし、十日を百日とし、一月を一年とし、喜楽して、あだに日をくらすべからず。」(貝原益軒)
ぼくは比較的高齢(65歳)から俳句を始めました。ですから、緒先輩にすこしでも追いつこうと、かなりピッチをあげて句作に励んできたつもりです。その成果というか俳句の「でき」はともかくとして・・多くの方々とお知り合いになれたことは幸せです。仏教では、こうした不思議としかいいようのない出会いのことを「袖ふれあうも他生の縁」といいます。