日は昼を照らし月は夜を照らす
『増阿含経』（ぞうあごんきょう）にあることばです。あたりまえのことですが・・太陽や月がなければ地球は存在いたしません。
仏教に登場する仏（ほとけ）さまも「光明」（こうみょう）の功徳（くどく）を説く仏（ほとけ）さまがあります。奈良の大仏さまは「輝くもの」という意味です。大日仏（だいにちぶつ）さまは「偉大にして輝くもの」という意味です。阿弥陀仏（あみだぶつ）さまは「限りない光り」という意味です。日光菩薩（にっこうぼさつ）は太陽、月光菩薩（がっこうぼさつ）さまは月そのものです。こうした大陽の輝きと、月の慈（いつくしみ）は、万物平等にふりそそぐ・・と説くところに仏教の特色があります。
