三人よれば文殊の知恵
自然光(太陽光)をプリズムで分析すると七色に見えることがあります。これを逆にいうと、自然光は七色の合成によってできていることになります。
(『阿弥陀経』・あみだきょう)に、極楽浄土(ごくらくじょうど)を描写(びょうしゃ)して「青い花には青い光りが、黄色い花には黄色いひかりが、赤い花には赤い光りが、白い花には白い光りが」。と述べられています。それぞれの花は、それぞれの光りを放って、極楽浄土(ごくらくじょうど)の荘厳(しょうごん)は成り立っているのです。「三人よれば文殊(もんじゅ)の知恵(ちえ)」とはそういうことです。