立つたり、寝たり、あお向け、うつぶせ・・などなど「だるまさん」がなんと一万数千体もあるそうな。<起き上がり相>の達磨大師(だるまだいし)像ももちろん坐ってござる。
「捨てるということさえ捨てよう。
すると裸になれる」(毎田周一)
法輪寺(ほうりんじ)先代の後藤伊山和尚が「失敗しても起き上がれ、失意の人はみんな来い」。と戦後、インド、中国、日本のダルマを集め始めてから「だるま寺」と呼ばれているそうな。なるほど、門前に「三国初随一 だるま寺」の石柱(せきちゅう)が立っている。伊山和尚はだるま精神に通じる少林寺拳法(しょうりんじけんぽう)の道場も開いたそうな。<法輪寺:下立売御前西入ル>