木魚歳時記 第494話

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 毎日、いろんなことあるから、良い心、悪い心、いっぱい使ってしまいます。行動もしてしまいます。知らず知らずのことも・・・あぁ、しもたってあとで反省をして「南無阿弥陀仏」をお唱えしていれば良いのですか、許されて、お救いいただけるのでしょうか?(おさる)

 おさるさんのおっしゃるとおりです。反省、これを仏教では「懺悔」(さんげ)と申します。(このことはいずれ項を改めて・・・)。さて、(前掲)親鸞聖人のお言葉の意味は深い。しかしそれでは、この世のルールが成り立ちません。ですから、法然上人の「知者のふるまひをせずして、ただ一向に念仏すべし」。これが、わたしたちに適っています。つまり「あれこれ理屈を言わずに念仏申さっしゃい」。となります。そこで、念仏(ねんぶつ)・「南無阿弥陀仏」(ナムアミダブツ)とは・・・

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