木魚歳時記 第493話

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 だんだんと秋らしく、涼しくなってきました。さて、寝ようか?と思ったら、ごんやんに先をこされておりました。「飼主のお布団の右足元は、ごんさまの場所だもんネ」と思っております。(ごんママ)

 まあ、このお方の頭の中は<ごん>さまのことだけ?でも、ごんママのお蔭で、このホームページは好評です。ごんママにはきっと、アミダ仏のお救いがあることでしょう。さて、仏教では「(極楽浄土の蓮の台より発する)仏の救いのみ光りは、(この世の)すべての国土を照らして、念仏する衆生を救いとりて捨て給はず」と説きます。「念仏」(ねんぶつ)とは、アミダ仏の救いを信じ、アミダ仏の御名を唱えることです。「ナムアミダブツ」のことです。宗派によってそれが「ナム妙法蓮華経」となったとしても、考え方はおなじです。大事なことは「救いを信じて、声に出して唱える」ことです。

    老僧のぷいと吐きたる柿の種