木魚歳時記 第490話

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 写真は、わたしが大事にしている、直径19センチの行平鍋です。最近、大きなオペをしたわたしは、七転びの段階ですが、この鍋で炊いたお粥のお蔭で、どうやら八起できそうです。
    
    「新米の粥をどらせる八起かな」(おうま)


 上記の俳句は、権威ある句会でミダ仏について。アミダ仏は、漢字で「阿弥陀仏」(あみだぶつ)とお書きします。ご承知のとおり「極楽浄土」(ごくらくじょうど)の仏さまです。別名を「無量壽仏」(むりょうじゅぶつ)ともお呼びします。恐れ多いことに木魚の寺は「無量壽院」(むりょうじゅいん)と申します。この仏さまは、お名前のとおり<永遠>の寿命を持つ仏さまです。前に「永遠のいのち」と申しました。そのことにもかかわりますので覚えておいて下さい。

    嘘二つほふり上たるとんぼ釣