木魚歳時記 第479話

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 おひさしぶりです・・・「びっくり、しゃっくり、秋の栗」。木魚さんて栗みたい。きっとそうだわ(ムフフ)。木魚さんは栗がお好きですか?わたしは大好きです。ところで、お袈裟を召される方をどう呼びしたらいいのですか、和尚さん、お寺さん、それとも坊主?(きじ)

 昔、インドでは、修行者たちが暮らす場所を「ビハーラ」(僧坊)といいました。また、僧坊の一部を単に「房」と呼びました。その房の主人が「房主」(ぼうず)です。その後「房」と「坊」が混用され、ついに「坊主」として定着したようです。このように伝統的に正しい呼び名であるはずの「坊主」(ぼうず)が、どうかすると<やゆ>嘲笑的に用いられるのは、坊主自身が反省する必用があります。また、「和尚」(おしょう)は、弟子の師匠に対する呼称です。在家の人が僧侶に用いるのはおかしいわけです。

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