木魚歳時記

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木魚歳時記 第3324話

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 福渡までの山間部には幾つかの小盆地が点在している。盆地というものの三百メートル内外の山に囲まれてそのふもとにある百五、六十メ-トルほどの高地にあるわずかな平地なのである。
 津山から福渡までの街道は、これら幾つかの高原的小盆地を北から南に貫くゆるやかな下りで、稲岡の庄といい弓削の庄というのも、みなこの沿道の小盆地を開いて成ったものである。
(佐藤春夫『極楽から来た』)30

  (平成22年京鹿子祭応募作品)「沙門空海」15句
    竜天に登るがごとき入唐僧  入唐僧(にっとうそう)

 「ボクの細道]好きな俳句(1075) 能村登四郎さん。「挿木する明日へのこころ淡くして」(登四郎) ボクは挿木(さしき)の体験がありません。ですからなんともわかりません。しかし、樹木の「いのち」を伝えるために、場合により、挿し木を行うことは大切な行為なのでしょう。しかし、人工的な行為が、邪(よこしま)な目的で行われると、それは自然体系を破壊しかねない危険な行為となります。