木魚歳時記第4946話

 前扁(27) 親縁(しんねん)

  念仏者が弥陀を礼し称え念じれば、
  弥陀はこれを見聞き念じて、
  両者が親子のようになる。
 自分の耳に聞こえる程度以上の声で念仏せよ。(青色 法然上人のお言葉) 勅伝第23巻  「衆生が(阿弥陀)仏を礼拝すれば、仏(アミダ)はこれをごらんになる。衆生が仏(アミダ)の名号を称えれば、仏(アミダ)はこれをお聞きになる。それぞれの「業」(ごう)が一致して、仏と衆生が親子のようになるので「親縁」(しんねん)と名づける」とあります。

    啓蟄(けいちつ)や刹那(せつな)の現(うつつ)夢もどき