木魚歳時記第4929話
前扁(10)小消息(こしょうそく)
末法の世では、わが身の善悪を顧みず、
教えを信じ、往生を求めて 念仏を多く称え、
罪を犯さないように努めよ。
末法の時代の衆生を、極楽に往生できるかできないかの能力に当てはめて考えるとき、修行が少なくても疑ってはなりません。一遍や十遍の「念仏」で充分なのです。(罪業を犯す)罪人であっても、疑ってはなりません。「罪深くても、分けへだてはしない」と説かれます。「私たちは煩悩(ぼんのう)を備えた凡夫である」と説かれます。勅伝第21巻 (青色 法然上人のお言葉)
姉上は永久の眠りや星月夜 永久(とは)