木魚歳時記第4967話

後編(6) 念仏付属(んぶつふぞく)

  釈尊は『観経』で
  様々な往生行を説かれたが、
  最後には弥陀の本願である
  念仏を弟子に託された。

勅伝第25巻  青色法然上人お言葉

 釈尊は『観無量寿経』の中で(「極楽往生のための修行として、精神統一して行う)定善(じょうぜん)と(通常の心で行こなう)散善(さんぜん)との、様々な行(ぎょう)を説き終わり、ただ、念仏の一行(いちぎょう)を弟子たちに託された。

       片陰りどこもうごかぬ盲導犬