木魚歳時記第4809話 

 興福寺の訴えの出た翌年の二月十四日、朝廷では、ついに院宣を下して処罰することになり、法本房行空、安楽房遵西を召し進ぜしめて彼らを配流1 。
 遵西は有力な念仏の宣伝者であり、行空は義の一派で操行上の欠点が多かったらし い。この二人を代表的に処罰して問題を解決しようとしたらしい。
(佐藤春夫『極楽から来た』)1443

              生ビール女たちまち勝者たり

  テレビで「掛詞」(かけことば)を知りました。例えば、⓵梅雨(つゆ)頃に咲く紫陽花(あじさい)掛けて、昨夜の、ざる蕎麦と解(と)く。その心は、②「つゆ」。と、いう具合です、さて、女房は、その心「つゆ」の両方を連想できました! 才能ありです! ぼくは「つゆ②」が思い浮かびませんでした。才能ナシです(笑)。