「そちと時を同じくして生まれたのは朕の幸福だ。御房は法のまことを朕に知らせた。あだには思いおらぬ。お身の瞳に見守られて朕は安泰を覚える。お身の絵姿の瞳は日夜に朕を見つめ、見守り、慰めているわ。それをどうして酬いずにおられようぞ」
(佐藤春夫『極楽から来た』)1227
色鳥の跳ねて山端海尻町 山端(やまばな)
「ボクの細道]好きな俳句(2325) 摂津幸彦さん。「ヒト科ヒトふと鶏頭の脇に立つ」(幸彦) 「ヒト科ヒト目」の措辞が目を引く! さて「栴檀(せんだん)は双葉より芳し、雲黑斉(うんこくさい)は幼少より匂う」とか。ぼくの「幼少変形」は、焼けるまで治らないかも(汗)。
わがままといわれる人こそが
真に個性的な人だ
(ヘルマン・ヘッセ)