木魚歳時記第4561話

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 二十五日、神鏡と玉璽(ぎょくじ)とは早くも鳥羽に着し直ちに太政官庁に入る。翌二十六日、宗盛以下の俘囚、鳥羽に着き、その日都大路を渡された。二の宮は院よりのお迎えがあり、建礼門院は吉田のほとり奈良法師の坊に入られ、五月一日、長楽寺の阿性房(あしょうぼう)の上人を招いて、お髪を落として出家あらせた。おん年二十九、お布施には先帝の直衣(のうし)をお出しになった。
(佐藤春夫『極楽から来た』)1201

       ともかくは「ちんとろ茶屋」のとろろ汁

 「ボクの細道]好きな俳句(2301) 安住 敦さん。「舞ふ獅子にはなれて笛を吹けりけり」(敦) 情景が見えて来ます。さて、病院では減塩食でした。今、妻には気苦労をかけています。シンプル・イズ・ベスト。なるがようにして気楽に暮らします(笑)。

咲きわたる あけの光を
抱いていこう
(石川 洋)