(四)土肥次郎の手つぎで、捕らわれの重衡を訪ねた法然は往生の得否は、信心の有無によることや、一念十念空(むな)しからずと浄土宗の至極を説いたこと、その後に、重衡の求めのままに、戒を授けたことを覚一本の『平家物語』は伝えている。(ブログ作者註:「浄土宗」とは念仏往生の教えの意味)
(佐藤春夫『極楽から来た』)1192
秋立つや今日一日をありがたう
「ボクの細道]好きな俳句(2290) 安住 敦 さん。「ランプ売るひとつランプを霧にともし」(敦) <霧にともし>に情景が浮かびます。さて、最近、ボクは、女房に<ありがとう>を連発します。介護を受けているから? あっ、この<軽薄短小>さは吾ながら嫌になります。ところで、最近、ぼくの5・7・5(らしきもの)は散文的になりすぎるかな(汗)。
ありがとう
という言葉が
物の大切さを教えてくれる
(石川 洋)