木魚歳時記第4540話  

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 忠度は義経の中央突破による混乱で、味方の軍船に至る隙を見出せず、最も遠く逃れ来て討たれたのであるが、東口の副将重衡は、湊川、狩藻川も打ち渡り駒林、板宿、須磨と敵に追い続けられ、船に乗り込む隙もなく、馬を射られて海に乗り入れながら生け捕られた。
(佐藤春夫『極楽から来た』)1181

        立秋の魚街道を小浜まで 魚(とと)

 「ボクの細道]好きな俳句(2279) 川崎展宏さん。「紫陽花に置いたる五指の沈みけり」(展宏) 紫陽花(あじさい)は独特の優しさがあります。さて、医局でのカリスマ性? に比べると男性ドクターの注射・採血はかなりまずい? 患者の血管を探そうと、額に汗される仕草を見てしまいました(汗)。

こころに花を
ひとに愛を 
(石川 洋)