「今日のことば」
(兎は)これも仕方は
ございませぬ。
なまねこ、なまねこ。
おぼしめしの
とほりにいたします。
むにゃむにゃ。
(宮沢賢治「顔を洗はない狸」)16
「ボクの細道」好きな俳句(924) 岡本 眸さん。「秋晴の踏切濡らし花屋過ぐ」(眸) 荷車に花を積んで売り歩く「花屋」の姿は見かけません。それと、チンコンと警報機の鳴る(平面交差)の踏切は少なくなりました。昔は、踏切は枕木が敷いてあり凸凹がありました。ですから花屋が通った後は、荷車からこぼれた水で濡れました。どこにでも見かけた懐かしい原風景です。
秋風をのせて回転木馬かな