2020-04-26から1日間の記事一覧

木魚歳時記第4192話

こうして西山のほとりの生活が二、三年にも及ぶと、上皇はもう少し都心に近く、ご自身が時々お召しになるにも、もう少し便利なところをと思し召しになられたものか、おん弟君で、当時青連院を官していらせた覚快法親王にご相談あらせた。(佐藤春夫『極楽か…