(ダンミカ) 師(ブッダ)は云う「そうして修行僧は、定められたときに施(ほどこ)しの食物を得たならば、ひとりで退いてひそかに坐れ。自己を制して、内に顧(かえり)みて思い、こころを外に放ってはならぬ。」(スッタニパータ)
[ボクの細道]好きな俳句(24) 今井 聖さん。「やはらかき母にぶつかる蚊帳の中」(聖) 蚊帳(かや)なら思い出はたくさんあります。蚊帳の中に蛍や蝉を放して叱られたり。もちろん「やはらかき母」に触れてドッキッとした懐かしい思い出もあります。やさしいとか、温かいとか云わないで「ぶつかる」としたところに健康的な明るさが残ります。
三寒や七堂伽藍鎮もれり
伽藍(がらん)