(理法にかなった行い)「次いで、実は(道の人)ではないのに(道の人)であると思いをなしている籾殻(もみがら)どもを除き去れ。悪を欲し、悪い行いをなし、悪いところにいるかれらを吹き払え。」(スッタニパータ)
鎌倉時代の仏教宗派(5) 曹洞宗。曹洞宗の開祖である道元禅師は「只管打坐」(しかんたざ)、つまり「坐禅がそのまま悟りである。」そのことに至られ、生涯、坐禅の実践に努められました。雪深い山中の永平寺(福井)に坐禅の根本道場を設けられたのもそのためでありましょう。
秋冷の魚鼓ひゞきたる永平寺
魚鼓(ぎょこ)=魚板