(カッサバ仏は答える)「この世でほしいままに生きものを殺し、他人のものを奪って、かえってかれらを害しようと努め、たちが悪く、残酷で、粗暴で無礼な人々、これらが(なまぐさ)である。肉食することが(なまぐさ)なのではない。」(スッタニパータ)
さて、経典の中には「一切衆生 悉有仏性」とあります。すなわち「生きとし生きるものはすべて仏(ほとけ)となる種子を宿している。」とあります。仏(ほとけ)となる種子がうまく育てば、虚空(宇宙)には仏(ほとけ)が充満することになります。ところが、そうならないのは種子を枯らせる<煩悩の焔>があるからです。