背くらべ
柱のきずは おととしの 五月五日の 背くらべ 粽たべたべ 兄さんが 計ってくれた 背のたけ きのうくらべりゃ 何のこと やっと羽織の 紐のたけ
海野厚作詞。戦後の小学校・中学校の音楽教科書に採用された懐かしい唱歌です。しかし「羽織の紐」の世代が少なくなり、洋風の建物で「柱の疵」を知らない世代が増えている現在、、この習慣はどうなるのでしょうか?さて「良い俳句とは、言いたいことがストレートに述べられているもの。手練手管(しゅれんてくだ)でない率直な直感が生きているものをいいます。自我意識は個性とはいわないのです」。とありました。