木魚歳時記 第1302話

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間之町

 高倉通りの一筋西が間之町(あいのまち)通りです。北は丸太町通りの中京区大津町から、南は七条通りの下京区材木町までを指します。平安京の条坊制(町割り)においては、中央の東西は朱雀大路(すざくおおじ)を挟む左右両京を各四坊(しぼう)に分割いたました。さらに、40丈(約120メートル)四方(一町)の区画を東西に2分割いたしました。その2分割の「間の通」というのが名前の由来です。この通りについても秀吉の都市改造のときの産物と考えられます。なお、この通の姉小路(あねやこうじ)高辻間おおよび松原通と万寿寺(まんじゅじ)間は中断いたします。近世以降、練物・張物・つづら織などが商われたといわれています。

      寒昴きれいだつたよお父さん