木魚歳時記 第1079話

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歩いたあとに一輪の花を咲かせたい  (石川 洋)
 
 その物に付きて、その物をつひやし損(そこな)ふ物、数を知らずあり。身に虱(しらみ)あり、家に鼠(ねずみ)あり、国に賊(ぞく)あり、小人(せうじん)に財あり、君子に仁義あり、僧に法あり。(兼好法師
 奈良時代、奈良県の三輪(みわ)地方で、小麦粉を水車でひいて、これを塩水でこねて、細く伸ばしたものを冬の冷たい空気の中で干して、保存食として考案されたのが素麺(そうめん)です。時代的にみても、純和製という意味でも、そうめんは麺の王者です。ところで、うどんは子供、ラーメンは若者(♂)、パスタは若者(♀)、蕎麦は(おじん)、そうめんは(おばん)が好き?

     百舌鳥猛る十七文字の冒険者