木魚歳時記 第768話

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 お湯は沸(わ)いたかタライはまだか、始め、チョロチョロ、中、ぱっぱ赤子泣いたら蓋(ふた)?をとれ。そこで、ふんぎゃ~と出てきたか?とんでもはっぷん最初の接吻(せっぷん)。そうはいきません。

     「地を養えば
           花は自らひらく」(石川 洋)

 ぷくぷく昇るは湯ぶねの屁、そっとスカスはおなごの・・出そうで出ないは術後の屁。「トンネルを抜けるとそこは娑婆(しゃば)であった」。と、お玉小僧がチラりと見れば、昔、乙女のいま婆さん。サンバ、サンバ、おなごの産婆(さんば)。しわくちゃくちゃくちゃくちゃめっちゃくちゃ。ニッと笑顔で「坊ちゃんいっしょに遊びましょ」。ボク「若い女医さんが好き・・」。と、もとの<古巣>に戻りける。変、変、変、お玉小僧は卵から変。

      猿山の一騒動や春の昼