木魚歳時記 第3719話 

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 ところが忠実は天皇のおん挙動が軽はずみであるといううわさを心もとないとものと思ったため、法皇がせっかくのご推薦をご辞退申しあげた。
法皇はご不満ながらながらも是非なく、藤原公実(きみざね)の女璋子(しょうし)を入内せしめた。このとき璋子は十七歳、天皇のおん歳は十五歳であらせられた。
(佐藤春夫『極楽から来た』)415

        老人の背に優しき春の風  背(せな) 

 「ボクの細道]好きな俳句(1470) 矢島渚男さん。「雲の峰過去深まつてゆくばかり」(渚男) ある年齢なると過去の出来事を回想することが多くなります。過去を悔いるというわけではなく・・そんな時、遠くに雲の峰が美しく輝いておりました。さて、アカメアマガエル。熱帯雨林に生息する。目や手足の皮膚が赤く、手のひらは昆虫などを捕食しやすい吸盤になっています。夜行性肉食で昼間は葉で休みます。食性は動物食で、昆虫類、節足動物、小型のカエル等も食べるそうです。とりわけ、ジャンプ力が強く、体長の20倍を超えて跳ねることもあるそうです。