木魚歳時記

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木魚歳時記 第3518話

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 極楽はこんな文化国なのである。もっとも他心智などはここでは無用の長物として人々の笑い草にしかすぎなかった。というのはここではウソをいう必要もなく何ら他にかくさなければならない秘密もなかったからである。ただ他の国に行った時にだけその重宝なことがわかったという。
(佐藤春夫『極楽から来た』)221

      紅の蛇ぶらさげて乞食僧  乞食(こつじき)

 「ボクの細道]好きな俳句(1269) 金子兜太さん。「去勢の猫と去勢せぬ僧春の日に」(兜太) むむ。「去勢せぬ僧」とは! 実は、何を隠そう。ブログ作者は43歳の頃、泌尿器の癌(ステージ2)を宣告され大手術を受けました。両親と小学生と幼稚園の子どもたちを抱え、一瞬、前途のことで頭の中が「真っ白」となった記憶が残っています。すんでのところで「去勢の僧」ともならずにすんだのは仏さまのご加護のお蔭としかいいようがありません。