木魚歳時記第4598話

f:id:mokugyo-sin:20211106070857j:plain

 院と法然との胸中には清風の吹き交うこの夏日を、南都では工人たちが大仏殿の完成に、鎌倉武士は奥州藤原氏討伐に汗を流していた。
(佐藤春夫『極楽から来た』)1238

       やや寒の神山あたり門前町 神山(こうやま) 

 「ボクの細道]好きな俳句(2336) 摂津幸彦さん。「愛人の麦のひがしを刈りのこす」(幸彦) 「愛人」とはひそかに思いをよせる女性? 麦の刈り入れ時、未亡人の麦畑を手伝う名目で、その一部を刈り残して置く。そして出会いが継続する(汗)

この世界に愛を増やそう
(ヘルマン・ヘッセ)