「如法写経は朕(われ)がこの世で不幸であった男女老若へのせめてもの心やりであったが、あの場のお身の威儀は平素にも一きわまさって見事であった。あの法会の第一座をお身に立ってもらったのは、人々の心に法を一段と頼みあるものと思わせもしたし、また法としてもおん身を頼もしいものと思ったろうと朕は思った」
(佐藤春夫『極楽から来た』)1220
掌中に握り占めたり通草食ふ 通草(あけび)
「ボクの細道]好きな俳句(2318) 伊丹三樹彦さん。「鳥葬図見た夜の床の 腓返り」(三樹彦) 「腓(こむら)返り」とは! 奇想天外、驚きの発想です。鳥葬図は存在するのか? それはともかく、この作者の「一字空(あき)」の作品には驚きます!
人生の意味を知りたければ
真摯に生きよ
(ヘルマン・ヘッセ)