木魚歳時記第4512話  

f:id:mokugyo-sin:20210812065252j:plain

 はじめ富士川から凱旋の途上、駿河黄瀬川の宿で奥羽州から駆けつけた義経を「先君を見るが如し」と喜んだ頼朝が掌をひるがえすように義経に対するこの態度の変化は何  に原因するのか。
(佐藤春夫『極楽から来た』)1156

       西瓜食むあまりの赤さその甘さ  

 「ボクの細道]好きな俳句(2251) 飴山 實さん。「橙の灯いろしぼれり牡蠣の上」(實) 橙(だいだい)は灯(あかり)いろとは美しい表現であります。おそらく獲りたての牡蠣(かき)に直接に「だいだい」の汁をかけたのでしょう。この両者の対比が鮮烈に浮かびます。

私たちの行いは大河の一滴にすぎない
でも、何もしなければ、
その 一滴も生まれなiい。
(マザーテレサ)