木魚歳時記第4497話

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 敗走の途中、近江打出浜で瀬多方面から落ちて来た今井四郎兼平に出会い、主従は再会を喜び兼平にまだ残っていた五十騎を十七騎に合わせたが、大群の追撃のなかでその重囲を脱し得た時には、主従はただ五人であった。
(佐藤春夫『極楽から来た』)1144 

       次女はまた母さんに似て菫草

 「ボクの細道]好きな俳句(2236) 飴山 實さん。「煙草女工に給料木犀よりあかるし」(實) 給料の封筒のあまりの薄さに、それでも、国への仕送りができるうれしさに、木犀(もくせい)よりも美しくかがやく女工さんの笑顔が浮かびます。さて、次女は、守りには強いのですが、打って出るには弱い・・「学び」が欠けた? お婆さん子? 

平和への道はない平和こそが道なのだ
(マハトマ・ガンディー)