すべての軍隊が大都市に入城すれば必ず狂暴になるというのが、古今の通則のようであるが、義仲の軍は特にそれが甚しかった。
無に
兵のすべてが辺地に生まれた田舎育ちの若者たちで日ごろ都にあこがれながら、田舎者というひけ目も感じている。
(佐藤春夫『極楽から来た』)1125
黄砂来る声なき魚の目に涙
「ボクの細道]好きな俳句(2216) 松本たかしさん。「濃山吹墨をすりつゝ流し目に」(たかし)。山吹の写生でしょうか? それとも? ともかくこの作者の俳句は日本の古典の香りが感じられて好きです。
生きるんだよ
生きるいのちの中に
にょらい(如来) まします
(木村夢相)