(二)義仲、行家の率いた兵どもは都に駐屯の日が永くなるにつれて精力があふれ、また鬱屈(うっくつ)にたえなくなってか、大挙して近いあたりの田圃(たんぼ)に馬を乗りいれては、未熟の稲を刈り取りもしくは生えたままを馬の飼料にする始末で、その地域は…
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