木魚歳時記第4236話

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 この日、院のおん座には唐錦(からにしき)のしとねを、また玉座には東京(とんきん)の錦のしとねを参らせていたという。
 他の舞人や衆人たちにも、それぞれに禄(祝儀)を賜った。
(佐藤春夫『極楽から来た』)893

       ただ灼けて水をごくごく呑んでいる

「ボクの細道]好きな俳句(1978) 岡本 眸さん。「川幅に水が窮屈きんぽうげ」(眸) 金鳳花(きんぽうげ)は春季となります。小川の両岸に生い茂る「きんぽうげ」により、より細くなったように見える小川は、それでも春の到来がうれしくて歌うように流れて行きます。さて「DON 'T PANiC ! (あわてるな)」。とは、『SFコメディー』広告で見たことばです。ぼくは「おべんちゃらのS氏」と、噂されるほど(職場では)忖度(そんたく)居士でした(汗)。

  さいちがしあわせ、ぶつになる。
  しゅ上(衆生)さいどの、ぶつになる。
  なむあみだぶつと、もうすほとけに。
  『定本 妙好人 才一の歌』(楠恭編)