木魚歳時記第4040話

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 そこで経正の朝臣が、
  うれしくもこよひの友の数に入りてしのばれしのぶつまとなるべき
 といったのを、
(佐藤春夫『極楽から来た』)708

       美しきものゝかたちに落葉かな

 「ボクの細道]好きな俳句(1786) 有馬朗人さん。「水中花誰か死ぬかもしれぬ夜も」(朗人) なにかのはずみに、水中花が夜中にグラリと動いたら・・それは驚くでしょう。ドッキリします。誰かが死んだ! そう思うのも無理ありません。と、そんなことを考える年齢となったということです(汗)。

 鶸(ひわ)の巣3  「そうと思や、わけないよ。初め、巣を籠の中に入れて置くの。その籠を桜の木にくくりつけて置くだろう。そうすると、親鳥が籠の目から餌をやるよ。そのうちに親鳥の必要がなくなるから」