木魚歳時記 第2098話

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(カッサバ仏は答える)「怒り、驕(おご)り、強情、反抗心、偽り、嫉妬(しっと)、ほらを吹くこと、極端の高慢、不良の徒(やから)と交わること、これらが(なまぐさ)である。肉食することが(なまぐさ)いのではない。」(スッタニパータ)

 さて、まず「仏」(ほとけ)とは「仏陀」のことです。「仏陀」(ブッダ)とは、サンスクリット語<ブッダ>の漢訳(音訳)であり、サンスクリット語<ブッダ>の漢訳(意訳)でもあります。つまり、「仏陀」(ブッダ)とは、覚者(かくしゃ)、つまり(目覚めた人)の意味となります。由って、ゴータマ・ブッダとは「雄牛(ゴータマ)の如く(目覚めた人)」の意味となるのです。なお、古代インドにおいて雄牛は尊敬されていたようです。

        爽やけしや木だの鳥など踊りだす