木魚歳時記 第1498話

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馬耳東風(ばじとうふう)

 「馬の耳に念仏」とは、ニュアンスが異なります。馬の耳に風があたっても馬は何の反応も示さないように、周囲の讒言(ざんげん)を軽く受け流して耳も貸さないような、つまり「モノに動じない」飄々とした大物人間のことを指すことわざです。さて「初心者の段階を一歩でも早く通りぬけるためには、名句といわれる作品を味わい、その骨法を身につけるのが早道」。とありました。

       おしまひは水となりたり雪女