木魚歳時記 第1455話

f:id:mokugyo-sin:20140108135356j:plain

犬に肴の番

 よく仕込んだ犬なら「おあずけ!」の一言で涎(よだれ)をたらし、一時間でも肴の番をします。犬にとっては辛い話でしょうが。同義のことわざに「猫に金魚の番」があります。美しい若い娘のお供に若い男をつけて旅に出すことです。
 これと反対のことわざに「犬も食わない」。があります。そうです「夫婦喧嘩は犬も食わない」といいます。さて「やさしさと、自信と、余裕がないと俳句の魅力は出てこない」。とありました。

      柊の咲くや子鬼の目に涙