木魚歳時記 第1291話

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七条

 数え歌では「「六条、三哲通りすぎ・・」とあります。ですから、この説明も省略いたします。さて、東西の通り名数え歌、残るは「ひっちょうこえれば、はっくじょう(七条・八条・九条) じゅうじょうとうじでとどめさす(十条・東寺)」となるわけです。その七条通(しちじょうとおり)のことですが、七条を「ななじょう・しちじょう・<ひっちょう>」と、どのように発音するかで京都人としての真価が問われます。それはともかく、七条(ひっちょう)通りは、東は東大路から、西は葛野大路(かどのおおじ)まで、平安京の七条大路に相当します。古くは丹波街道とも呼ばれた山陰道への入口(出口)でありました。近世より材木・薪・わら屋などが多く商いしていたそうです。

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