木魚歳時記 第1277話

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御池

 「数え歌」六番目は、おし(押)・おいけ(御池)・・とあるように、押小路の一筋南の御池通りです。東は、川端(かわばた)通りの左京区孫橋通りから、西は、葛野(かどの)中通りの右京区太秦(うずまさ)安井松本町までの区間を指します。平安京の三条坊門小路(ぼうもんこうじ)に相当します。また、名前の由来については、神泉苑(しんせんえん・御池)の前を通るのでこの名称がついたそうです。この通りには、かって、目貫小柄類(めぬきこがらるい)・小刀鍛冶(こがたなかじ)・加賀絹問屋・万絹問屋が軒をならべていたようです。

     俺おれとまだいいますか十二月