木魚歳時記 第1218話

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壬生

 壬生(みぶ)は、節分ともなれば「壬生狂言」でにぎわう壬生寺のあるところです。また、壬生寺の近くには、新選組の屯所跡があり、数年前の新撰組ブームのときは大いににぎわったものです。ミブ(壬生)の語源は、ミブ(水生)から来ているそうです。古くはこのあたりは低湿地地帯であり「水のある低地」というのが定説であるようです。さらに、古代のことばであは、ニフとかニブという語には「土・赤い土」という意味も含まれるそうですから、水の多い低地でしかも赤土の産する土地柄といことになるようです。事実、埋蔵文化財調査では、このあたり一帯の壁(埋蔵)に赤土の使用が確認されているようです.。
市営バス壬生寺前

    どの顔も汗かきあるく蟻の列