木魚歳時記 第1212話

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山崎

 山崎(やまざき)は、ヤマ(山)のサキ(先端)という意味です。山崎のあたりは、淀川の川筋が最も狭まっています。ここにミナセ(水無瀬)という地名があるのは、水が狭しとばかり流れるという意味から来ているようです。 天王山の麓、大山崎町のあたりは、水路・陸路(西国街道)を含め、戦略的にも、経済的にも、文化的にも要衝(ようしょう)地であったことは昔も今も変わりありません。「天王山天下分け目の戦い」の歴史が物語るとうりであります。いまも、淀川との狭い間を、JR、私鉄、R171号がひしめいています。
JR東海道線水無瀬下車

     天竺へ真一文字に天の川