木魚歳時記 第1211話

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神足

 神足(こうたり)の地は桂川支流の小畑川をさかのぼったあたりにあります。古代人が川をさかのぼって地住するのに好都合の地形にあったのでしょう。その証拠には、神足神社の周辺から縄文時代から室町時代に至る複合遺跡が発見されているそうです。
 コウタリ(神足)を語源的に考えると、カム(神)イタリ(到)でありますから「神がここに至りました」そのところという意味になるのでありましょう。
JR 東海道線長岡京下車

    天帝と糸でつながる浮巣かな